北里大学小児科 外来主任
橘田 一輝
2003年 北⾥⼤学 卒業
勤務歴:2003年~北⾥⼤学病院
2008年~北里大学メディカルセンター
2009年~北里大学大学院医療研究科
2013年~相模原協同病院
2015年~北⾥⼤学病院 小児科
資格:小児科専門医
趣味:読書
座右の銘:やるべきことはやる
子どもの頃なりたかった職業:医療従事者
知識だけでなく
小児医療の意義や使命を学んでほしい
各専門分野での医療が高度化している現在、専門医でないとわからないことが増えてきています。
こうした中、北里大学病院には、さまざまな専門分野を持った先生が集まっています。
ひとりの患者さまをみんなで検討しながら治療にあたっているという点は、研修をするうえでも大きなメリットではないでしょうか。
さらに小児科には、NICUとPICUがあり、重症化してもICUできちんと治療ができます。多様な症状の患者さまがいるので、研修を通してさまざまな経験を積むことができます。
先生方にも声がかけやすく、何かあれば相談しやすい環境も整っています。私は指導をするうえで、それぞれが自分自身の答えを見つけられるように心掛けています。
実際に患者さまと向き合う経験を通して、知識を学ぶだけではなく、親がいて子どもがいて家族がいて、その中でどのように小児医療を提供できるのか、学んでいただきたいと思います。
入局を検討されている皆さん、迷っているのなら、ぜひ相談に来てください。話し合う中で決まっていくこともあると思います。あいまいな気持ちでも結構ですので、まずはお会いできればと思います。
北里大学医学部附属新世紀医療開発センター
先端医療領域開発部門 新生児集中治療学 教授
中西 秀彦
大阪府出身 1997年 大阪市立大学 卒業
勤務歴:1997年~大阪市立総合医療センター 研修医、研究医
2005年~Massachusetts General HospitalのResearch Fellow
2008年~東京女子医大 助教、講師
2018年~現在に至る
資格:小児科学会専門医、周産期新生児医学会新生児専門医、
新生児蘇生インストラクター
趣味:ラグビー観戦、ギター(最近やってない)、週末のこどもとの公園あそび
座右の銘:逃げない、ただ楽しいことを選択するよりも
自身を成長させてくれることを選択する
子どもの頃なりたかった職業:宇宙飛行士
社会の発展のためには欠かせない
小児医療に従事するということ
北里大学病院小児科は高度医療を提供しつつ、市民病院の役割も担っています。
特に新生児集中治療室(NICU)には、人工呼吸器、呼吸・心拍モニタ、保育器、重症・急性期患者情報システムなどの高度 医療設備が整っており、
早産児、低出生体重児、呼吸障害、循環障害、新生児仮死、先天性外科疾患など
たくさんの重篤な新生児症例の入院があるため、臨床医としてさまざまな経験ができると思います。
一方では大学病院の医局として、小児神経、小児循環器、小児免疫アレルギー、小児内分泌など
小児系でもさまざまな分野に分かれているため、各分野の専門家から知見を学べる場でもあります。
もし大学院などアカデミックな方面に進みたいと考えた場合にも、きっと有利に働くに違いありません。
それぞれ分野は分かれていますが、朝のカンファレンスでは、小児科医師が一堂に会して情報共有を行います。
ここで最新の専門情報をアップデートできることは、北里大学で研修するメリットではないでしょうか。
一般小児病棟やNICU、そして大学病院では珍しい小児集中治療(PICU)、さらには関連病院が揃っているため、
各病棟・施設のローテーションにしっかり取り組めば、いずれは小児医療の全てを診ることができる医師へと成長するでしょう。
また当科では、子育てをしながら働いている医師もいます。
そのため家族イベントなどを優先しながらシフトを考えていますので、誰もが高度医療に取り組める体制を整備しているところです。
子どもはこれからの社会発展に欠かせない存在。ゆえに、小児医療に従事するということは、非常にやりがいのあることです。
未来を作っていくという意味において、自分自身も大きく成長させてくれるところだと思います。